昨夜、夜に神の御加護？なのか
突然猛烈に体が熱くなり、足が軽くなってくる
やる気がどんどんみなぎってきて・・・これは・・・
全然寝れず
意識を失っては覚醒を繰り返し朝
本番当日
まずは部屋のシャワーで体を温める
これだけでアップしたような火照り
そして鏡を見てびっくりするくらい体が細くなってて
おじいちゃんみたいになってた・・・
体重計に乗ると
減っては無かったが、増えてもない
しかし昨日と明らかに身体のラインが違うので
さらに期待高まる
気温はそれほど高くない見込みなので水分はこの他に
水を数口入れただけにした（増量を嫌って）
皆で準備をして会場へ
整列までの間、ZWCのメンバーTachibana君とMikamiさんと雑談したり
他筑波界隈のメンバーとも挨拶出来て
あぁやっぱりレースって格別だよ・・・
っとなる
緊張感が素晴らしい
自分が出るカテゴリーのチャンプである志田さんにも挨拶をして
”ついて行きます”っと言っておく
ついて行けなければ終わりだ
その他、筋肉ブロガーさんとも話が出来て
やっぱりレースは最高だ心がオープンになる
スタートまでの間、予想外に気温が上がり
汗ばむ・・・水分を取っておきたかったが、すでに荷物を預けた後
お金ももってないので自販機で水も買えず
我慢
なんとかなる・・・今日は仕上がってる
チャンピオンの部がスタートし
いよいよ自分のクラスのスタート時間
程よい緊張感と
始まってしまうのかぁ・・・っと未走のヒルクライムコースへの不安も出てくる
そしてスタートの号砲
クリートキャッチに手こずりつつ（いつもの事）
チャンプの志田さんを追う
右からスルスルと先頭に上がっていく・・・
動画で予習していて
スタートから爆上げなのはわかっていたけど
思ったほどの爆上げじゃないので少し安心
志田さんの後ろに付く
その前にはMikamiさんの姿
既にグループの先頭で数名だ
”ペース速すぎない？”
っと誰かが言ったのが聞こえた
そこから後ろに付き、ペースが落ち着くのを待つ
4㎞位までは急勾配が続く
それまでは・・・
2キロ過ぎ
一気に・・・時差的に息苦しさがやってくる
足の具合が分からなくなる
一度落ち着いていかないと
っと思ってると
隣から70㎏クラスでトップを狙うMatsusimaさんが軽やかに上がっていく
最初は突っ込まないで入っていくと言っていたMatsuhimaさん
どうやら僕は・・・突っ込み過ぎたみたいです
ペースについていけなくなる
志田さんとの間に数名の選手が入る
Mikamiさんも離れて行く
一気に汗が滝の様に吹き出す
あ、いけない！熱量溜め過ぎた！
予想外の暑さからの発汗
気づいた時にはアウト
集団にどうがんばってもついて行けず・・・ドロップ
4㎞手前・・・試合終了
大量発汗が止まらず
電解質異常おこしてるのかまったく力はいらず・・・
息上がりっぱなり
4㎞地点は寒い位だと聞いたので
そこからは熱が収まるはず・・・っと弱弱と移動
途中ディスククロモリの選手に抜かれ焦るが
すぐに落ちて行った
現在2位・・・
昨日までの妄想では
2位争いの想定はしていたが
こんな景色ではなかった・・・
目の前に見える景色は、まばらに千切れた選手が苦しむ世界
真っすぐな道に点々と・・・
なんだこれ・・・
何舞い上がっていたのか・・・自分は
5㎞を過ぎて
まだ8㎞位あるのか・・・
っと心はバキバキ
喉は乾き、口の中は乾きそうな唾でネチャネチャ
この感じ、去年の富士ヒルを思い出す
やっぱり63㎏台位の体重は自分には合わないのか・・・
トータルパフォーマンス的に見て66㎏時のペダリングが出来ない
体重を乗せるようなペダリングが向いてるのだろうか？
それにしても糞みたいな斜度が続くな・・・
色々な考えが脳を駆け巡る
斜度が緩み7％位の区間になると
途端に回るようになる感覚
あぁ冗談で言ってたことがあるけど
”体が不動（峠）”になってるんだ・・・
完全にその斜度と時間の中でしかパフォーマンスを出せない体なのか・・・
そして斜度がきつくなるたびに感じる
ウィップ感が凄くて回らない
BBがしなるのが良く分かる
力がまっすぐかけられない感じ・・・
ひざの関節にゴムでも入れられたような・・・
10％近い斜度を連続して登るのなんてあんまないもんなぁ・・・
白滝とは全然違う感覚
後ろからやってくる年代別のトップ選手や英知の結晶eバイククラスの選手を
上手くモチベーションに変えたいが・・・余りの絶望感に気力湧かず
気が付けば10㎞位
徐々に集中力を取り戻してきた所で、やっと訪れるアップダウンの高速区間
ラッキーな事に、丁度下りに入るころに年代別の高速走行する選手2名の後ろに付くことが出来て
加速
行った無しを止めたりすると回復してくるのを感じる
後ろを見ると他のクロモリの気配は無し
登り返しを慎重にこなして
また下りでドラフティングに乗る
残り1㎞の看板位からまた糞坂
気持ちよく終われないんか・・・
この時点でタイムは50分台に差し掛かりそう
もう心折れました・・・ほんと・・・
調子悪くても48分位かな？っと考えていた自分に苛立ちを覚える
登り終わって
右コーナー
動画で見たラストへ
登り返しみたいな感じのゴール地点なので
少し自分好みに回すことが出来てゴール・・・
タイムは速報で51分フラット位・・・
・箱根ヒルクライム 50:51 ave259w 177bpm 81rpm
だっさ・・・自分ださ・・・
アベレージパワーが信じられない位低い・・・
急勾配でトルク負けしてるなぁ・・・
終わって物凄く真顔だったと思う
チップを返し
既にゴールした皆の所へ
そこからは、想像通り
楽しいレース後の駄弁リングタイム
この時間だけは予想外になる事が無い安心感
何だかんだ終わってみると
やっぱりレースっていいな！！
っと強く思う
気になるY氏にチャンピオンの結果を聞くと
色々残念な部分があったようで・・・ここまで好調で来ていただけに不満そうだ
しかし、トラブルありつつもタイムはびっくりするタイムで
やっぱり強いなぁ・・・っと
自分のタイムを見てまたがっかりしてしまう
がっかりではあるけど、2位なので表彰台へ
トップの志田さんは45分台と鉄の漢クラスのコースレコードを更新！
5分以上離されてしまった・・・つええなぁ・・・
バイクの差では無いなこれは
レースの9割を1人で苦しむだけになって
なんの動きもないヒルクライムで
何か知らんけど2位・・・って結果に
うーん・・・っと言った感想だけど
表彰台から見る景色は格別でした
さほど高くない高さの台の上からだけど
乗った時に意外と高い位置にびっくり
祝福してくれた皆さんありがとうございました
次はセンターに立ちたいな・・・
さて、来週は不動峠計測会
まだまだ体を維持しないといけないけども
果たしてこの体重が自分に合ってるのか疑問でもある
来週まで体重は維持して様子を伺いたいけど・・・
今日は久しぶりの酒と食べたかったもの沢山食べつつ
これまでクリテ、エンデューロ、ヒルクライムで表彰台に上げてくれた
クロモリ号に感謝したいと思います
輝かしい思い出ばかりくれるクロモリ号よ・・・ありがとう
これからも大事にするね
