ヒズミドコロ

女児アニメを愛する室内型サイクリストの日常

2022 箱根ヒルクライム 鉄の漢の部に参加してきた

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本日は2022年箱根ヒルクライム

 

3年前から参加しているヒルクライムイベントで

参加理由はクロモリのクラスがあるから

 

折角クロモリを持っているんだし、長い事使っているんだから

ニッチなクラスを設定してくれてる以上出ないとね

 

今年の仕上がり具合と言うと

体重は去年よりさらに増加…

FTPは心の中では‐20w

調子は先週の赤城同様であればOK

 

自転車の方は去年と仕様はほとんど変わらず

サイコンとカメラを入れて8㎏前半位か

体重が増しているので、ターンパイクのキツイ平均斜度を見越して

スプロケットは30tを装備

105グレードなので更に重量増か…

8㎏後半かな?

 

当日

朝はゆっくりなのでしっかりと水分と塩分補給

取り過ぎなくらいとる

気温も高い予報で夏日

何もしなくても水分が飛んでいく

 

駐車場から移動の時にカフェイン錠とレットブルを飲んでおく

 

開場側の激坂を一本アップ

この坂はターンパイクよりキツイ

重くて重くてインナーローのままどうにか登る

この時点で息がいっぱい

調子は良くないのかもしれない

 

スタートまでに知り合いに挨拶を済ませ

整列

 

今年は常連のShidaさんの姿はない

その代わり、同じチームからSasauchi君がエントリー

一昨年ミニベロで異次元のスピードで登り切って42分台をたたき出した彼

今年はクロモリミニベロを制作しエントリー

 

出るとは聞いていたので、エントリーした時点で優勝が確定しているようなもん

2位3位争いに目標をチェンジ

出来ればチームワンツーをきめたいところ

 

他、一昨年、去年とエントリーしている方も多く

一昨年3位のビアンキさん、去年3位の白パナソニック君の姿

 

去年、3位の者です

一昨年、3位の者です

 

って挨拶が面白かった

 

過去実績のある選手がきっちり参加しているので

これは3位も怪しいかもしれない…

なんてこの時思った

 

作戦はと言うと

昨年同様、4㎞までは無理なくいって

その時のポジションで考えようと

 

Sasauchi君についていく事は無理だし

他、実力がはっきりとわかる選手も周りにいないので

 

緊張の中スタートの号砲

 

早速年代別?体重別?の選手を抜かしながら

激坂を登りだす

 

右端からSasauchi君が消えていくのを見送る

速すぎ

あのペースでいくんか、ミニベロやぞ

 

分かっていた事なので他の選手に集中

一人飛び出していく選手を発見(実はもう一人いたらしい)

 

しかし、明らかに走力のある走りに見えなかったので追わず

案の定、視界の範囲でペースが落ち着いた

 

周りはと言うと

白パナ君、青GIOS君、後ろにビアンキさんかな?

 

青GIOS君は勢いもあって気迫も感じ取れたので要注意

ペースを上げ下げしないように白パナ君の後ろについて走る

 

ペースはやや速めだけど、ついていけない程ではなく

良いペース

走り方がしっかりヒルクライムしてるので、安心感がある

 

そのまま後ろへ…

 

淡々と距離を消化する

時々、先頭を促されるが

 

答えはノー…

 

安定感があるものの、きつい事には変わりはない

今先頭で自分のペースを晒すこともしたくなかったので

申し訳ないがパス

もう2位3位争いの集団であったし、人数も少ない

タイムを競うわけではなかったので2回目もパス…

 

だったが流石に

前に出てくださいよ!

っと言われてしまったので

 

弱音を口にしつつ

前に出る

ペースの程はマイペース

前に出るだけだから

 

自然と落としてまた白パナ君が前に

青GIOS君もちらちらと横目に入ってくるので注意だ

 

また淡々と距離を消化

4㎞は過ぎて5㎞も通過

 

次第にペースが落ちてきた感じがあって

息が整ってくる

 

実際ここまで白パナ君がひいてくれてて

このままラストのスプリントまで

 

なんて事になりそうなストーリーで

そんなことになったら

去年のラッキースプリントの事もあってか

全力でスプリントは道徳的にストップがかかりそうな状況

 

どこかで仕掛けて勝負を演出しなければ…

なんて考えて周りを見るが

 

同じカテゴリーはバチバチにマークされている雰囲気で

よほどのアタックでない限り、警戒されてつぶされそう

 

となると他カテゴリーへの飛び乗りだが

 

前の方の選手は既に落ちてくるペースに見えるし

ブリッジしても無意味だろう

 

脇から抜かれる選手に期待だが

中々そういった選手が現れず(1名とびぬけた方がいたが…脚力を知ってるだけに見送り)

 

ブロー寸前な選手を抱えながら

進む

 

残り5㎞の看板を過ぎたころだったかな?

少しして

 

後ろからいいリズムの息遣いが迫ってくる

速い人だ

しかも一人

 

速度差もいい具合で

 

白パナ君も横を一度確認し

前を向きなおした

 

ここで

別カテゴリー

速度差そこそこあり

一人

 

でノーチェックの条件がそろった感触!

少し先行したのを確認して

 

後ろからブリッジ

夢中ではあったが、極力大回りで後ろにつかれないように意識して

 

一人反応した気配はあったのでおそらく左後ろにいた青GIOS君

 

そのままブリッジは成功し

1分でも2分でも耐える時間

 

この先のアップダウンまでにもう一段勝負があるかもしれない

残り区間も斜度はそこそこあったはず

 

後ろの気配はかなり薄くなって

青GIOS君に抜かれて

2人になっていて、そこそこ差を開くことに成功したことを確認

 

ここで速かった選手につくのはあきらめて

アップダウン区間までに一人捕まえたいところ

 

青GIOS君が付いてきてしまった事が気になるが

抜かれざまの表情は辛く

お互い消耗はしたようなので、スプリントでワンちゃん

体重がありそうな自分が勢いでいけるかもしれない

 

そう考えつつ

今度は白いピナレロに乗る選手が視界に見えたので

それを追う

 

出来るだけ左車線の真ん中をはしりながら(少しでも走る距離を短くしたかった)

丁度アップダウンのはじまる頂上が見える頃に

キャッチ成功

 

その少し前から青GIOS君の気配が消えたので

これは素晴らしい流れ

 

ピナレロのエアロ効果にあやかりながらアップダウンをこなす

登り返しで後ろからのブリッジが怖かったが

 

どうやらそれは無さそう

 

そのまま最後のアップ区間を登り終えて

今年はゴールの場所が左車線から右車線に変わったそうで

それを示すパイロンが目に入る

 

よし

 

っと一安心し一応スプリント

カテゴリー違いの選手に勢いよく抜かれたのは悔しいが

 

ゴール

 

Sasauchi君には遠く離されてしまったが、どうにか2位!

ZWCのワンツーが出来たので良し

 

3位はスプリントバトルの末、ビアンキさんが制したようだ

 

白パナ君のペーシングのお陰であったが

やはり先頭を走ってしまうと気持ちが高まってややオーバーペースになりがちだったのかもしれない

集団が安定したところで1発2発勝負出来るくらいの足のため方をされたら

きっと危なかっただろうな…

 

今回は一回のブリッジからのアップダウン区間への流れが

上手くいったので状況をうまく使えた冷静な走りが出来てうれしかったし楽しかった

 

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これで今年のヒルクライムレースは終了

1月のケガに始まり、調子を落としまくった年だけども

ラスト2レースでいい感触で終われたのは救い

 

自転車レースってホント楽しい

 

来年はどうしようか?また鉄で出るか?それとも年代別にいくか?

 

一先ず、結果を残せた良いレースでした

皆さんお疲れ様でした

 

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・箱根ヒルクライム 鉄の漢の部 2位 49分46秒(手元) ave286w NP289w

 

箱根ヒルクライム2022 鉄の漢クラス 2位


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