ヒズミドコロ

女児アニメを愛する室内型サイクリストの日常

Wahoo KICKR V5 2020モデル購入

 

 

先日、2年間使用したKICKR COREが壊れた

っというかおそらくベアリングが摩耗して異音が出るようになったので

オーバーホールに出した

 

Wahooの製品は初期こそ不具合が多くて悩まされたが

屈強な筐体にシンプルな機構は不要な共振を防ぎ、静かに駆動するし

負荷のかかり方なども文句がない

 

お勧めできるトレーナーなのは

2年間使用してきても変わらない

自分はZwiftでの使用が100%なのだが、使用率が高いブランドのスマトレは非常に重要ポイント

 

COREがオーバーホールが終わるまでの間

ELITE DIRETOを使用するつもりだったが

国内通販を眺めていると、最近発売になったKICKR 2020モデルが在庫アリではないか

 

https://jp.wahoofitness.com/devices/bike-trainers/kickr

 

大抵スマトレってすぐに在庫なくなって

春先か夏前まで入荷が遅れる感じだけど

 

在庫アリを見てしまって

気が付いたら購入をしていた

 

もしかしたらCOREは治らないかもしれないし

 

治ったとしたら予備機として、万が一があってもトレーニングの質が担保される

と思うと

ここでもう一台買ってもいいかなって

色々と言い訳

 

 

 

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翌日には到着・・・

国内品の配達の早さよ

 

海外通販だともっと安く買えるが

不具合があった時の対応が非常に疲れるので

 

しっかりと検品されている(っとWahooブースで聞いた)国内品が安心

実際一度検品されているのか

電源アダプターに国内代理店のシールが貼られていた

 

 

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中身はこんな感じ

以前KICKR 2018を使用していたこともあり

殆ど変わらない内容

アース付き3ピンタイプのプラグなので、2ピン変換アダプターを別途用意する必要があるので注意

 

KICKR 2020は第五世代モデル

変更点としては

 

・自動キャリブレーションによる校正不要

・パワー精度が±1%に向上

・新機能Axis feet装備

・有線通信が可能

 

まず校正不要になったのはかなりありがたい

週に一度、スマトレ動かしたら一度・・・校正するのは地味に面倒だし

走っている最中に忘れてしまった事に気が付くとガッカリすることも多かった

 

新型は走っているだけで常に校正されているのでストレスフリー

 

パワー精度に関しては元々不満もない

ミスターミリワットな方は普段使用しているパワメと比べたりして悩むのかもしれないが

測定環境をいくらそろえても、通信の遅延、測定方法が違ったりするので

何が正しいかは結局は自分の感覚次第なのだ

 

 

 

 

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2020モデルで外観上、特徴的なのがAxis feetが装着されている所

足の部分にエラストマーっぽい素材を使い、スマトレが左右に少しすごく機構

 

これに関しては

各自のスマトレ環境によって感想が変わるだろう

 

元々マット等を駆使して騒音対策しているサイクリストは

効果を感じないかもしれない

さらに騒音対策になる・・・感じだろうか

 

自分の環境でも似た感じで

元々床が畳でその上にオフィスタイルを敷いている

割と左右に揺れるので変化はあまりなし

 

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動くポイントもスマトレの足の下なので支点が低く

動いたとしてもリアルな走行感の為ではなく

体にかかる反力がマイルドになる感じ

 

やわらかい素材なので振動対策、床への傷対策

のために付けていても良さそう

 

安易な機構だが、こういったアップグレードにチャレンジしてくれるのはありがたい

売れてるメーカーじゃないと出来ないだろう

 

 

 

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もう一つの変更点で今回最大のトピック

有線接続が可能になった

 

これはありがたい人も多いだろう

専用のアダプターが必要になるが(約1万)

 

アダプターを介してPCやルーターと直接接続することで

電波干渉による0ワットを完全に防げる

 

自分の環境では電波干渉が無いので使用予定はないが

0ワット落車におびえながらレースしてる人はもう悩まなくて良い

 

ただし、この機能を使用すためにはBluetooth接続が必要になるので注意

自分のゲーミングPCは搭載していないので線だけでは使えないのだ

 

 

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設置はすぐに完了

スプロケも付属なので箱から出してすぐ使えるのは本当にありがたい

組み立て不要のこの設計はすごいと思う

 

COREと比べてしっかりと足が広がっているので

スプリントしても安定感はあるだろう

COREは設計上の問題か、左側の足が短めで倒れそうになる事がしばしばあった

 

スマホとペアリングするとアップデートがあったので

忘れずに更新しておく

 

Zwiftを立ち上げ、問題なくペアリングを済ませる

校正が必要ないのでZwift上で構成の画面は出てこない(出せない)

 

いざテスト走行

 

走行感に関しては

2018、COREと同様

圧倒的に滑らかだし、踏みなおしの感覚も良い

 

静かさは

2年使用したCOREよりわずかに静か・・・っといった所

元々が静かで、気にすべきは音よりも振動の方なのだ

 

重量のあるフライホイールを回しているおかげでリアルな走行感と負荷のかかり方を実現しているが

バランス取りがされているとは言え、完全に振動が出ないわけじゃない

 

低負荷で勢いよく回すと

わずかに振動してくるので、振動対策はいつも通りやっておいたほうがいい

 

 

パワーについてはZWCレースで確認

 

 

 

 

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ZWC Hill Climb Battle (A)

ってわけで月曜恒例ZWCレースへ

いつものEpicKOM~RadioTowerのショートクライム

 

 

土曜の不動ピストンの疲労感を感じるが

テストも兼ねてレースを走ってみたかった

 

スタートして早速ダッシュ

が、足が重い

無理は良くないなっと思いつつ集団へ

 

設置した足の調整が悪く

左右に揺れが大きくなってくる

 

EpicKOMに入る丘を登り切るころには左右に揺れすぎてどうしよもなかったので

一度降りて調整をし直す

この調整は仕舞ったりしたらズレるだろうから

毎回チェックした方が良いな・・・校正不要になったけど

設置の校正は必要なようだ

 

 

調整が終わり

1人EpicKOMを登る

 

腰回りが張ってて力が出ない

 

疲労してるからなのか

KICKR2020の負荷が重く感じる

 

気が付くとパワーを出そうとばかりしている自分に気が付いたので

不調を受け入れてテンポ気味で走る

 

RadioTowerに入り激坂

もはや全てダンシングしないと走れないほど

 

レビューするには調子が悪すぎた

悲しみの中ゴール

 

阿保みたいにアベレージが低い

かなり残念な確認になってしまって悔しいけど

一先ず調子戻してから確認したい

 

負荷の変化はCOREと変わらず滑らかなので

間違いなく安心なスマトレ

 

しかし改めて感じたのはCOREのコスパの良さ

ハイスペック、ハイエンドを求めない限り

COREが非常にお勧め

 

しかしサイクリストはつい高みを目指してしまう者

2020もお勧めなトレーナーなのは間違いない