本日は筑波山
今回のライドは趣向を変えて?
過去のチャレンジにもう一度挑戦しようと
4年前、不動峠が台風の被害で通行止めになり
半年ほど走れない日々がいた事があった
その後開通し、あまりの嬉しさから
不動峠で5000mアップしようと言う企画を計画し
Y氏と実行
結果、猛烈な怠さと疲労感の中20回の登坂で達成
本当は19回で終わっていたのだが、切り良く20回を登った
それからもうそんなお遊びな不動ライドはごめんだ・・・
っと考える事もしなかったが
コロナの影響で大会も著しく減り
自転車に対するモチベーションを上げるべく実行した
先月の千葉200㎞ライド
これが眠っていた心の燃料に火をつける格好になり
不動峠が奇麗になり開通した記念にやらないか?っと計画
今回はY氏とW氏の3人で挑む
挑むからには過去を超えて行こうと21回の登坂とした
昨夜はゆっくり休んで(酒は飲んだけど)
早朝に移動をかけて、6時スタート
気温は高い予報で
軽装で走り出せた
ここからはひたすら登るだけ
特にペースは考えてないが
21回を十分走れる感じで・・・っとアバウトな感じ
実際4年前は相当つらかった
特に後半は残り距離と時間をずっと計算して絶望し、勝手に疲弊していた
あれから4年
俺は歳をとった
経験を積んだ
なのでクレバーに遊ばず、クールに登り切る
非常にゆったりとした登坂で
20分程度かけて登る
風の影響か朽ちた枝が大量に落ちていたので
登るたびにそれらを拾って捨てる
少しでもストレスなく走るために必要だと思った
路面も最初はウエットだったが
徐々に気温も上がりドライへ
新しい路面はやはりすばらしく、登りで神経質にならずに走れるのはもちろん
下りで振動による疲労感が全くない
振動があると身構えて体に力が入ってしまうし
お尻も痛くなる
11回目の登坂が終わるまでに1回の休憩でこなせてしまう
ここでお昼を軽くとって後半戦
ここまで順調に走れていたが
この11回目~14回目までがしんどかった・・・
足は重たく感じるし、腰も痛い
この調子で21回目まで行くのか・・・っと考えてはいけない未来を考えてしまい
すぐに忘れる事にしてもくもくと登る
今回のライドはメンタル面でも違いがあって
前回2人だけだと
話題が尽きると
黙ったままになり
それが負の思考を加速させてしまっていたが
今回は3人なので話題が回る
沈黙はあれど、しばらくしたら話題が回って話が続く
これは非常に心が軽くなった
15回目からは一周回って何も感じなくなり
むしろ調子が良くなってくる
ここでモバイルスピーカーを使い
懐かしのアニソンを流して登る
最近のアイドル系ではなく、90年代初頭の男性ボーカルの曲多めで
なんだか心穏やかに聴けるテンポ
これはアタリだった
懐かしいとか
何の曲だろう?
とか
言っているうちに20回目の登坂が終わる
疲労感はかなり薄い・・・
新路面+仲間とのメンタルケアの効果は絶大
最後はテンポ的に登ろうと思える程の感じだったので
軽やかにスタート
入口から少し勢いよく入ってしまい
失敗したなっと重いペースダウン
Y氏がついてきて、横並び
少しの間同じペースだったが
突然前に出てペースアップ
Y氏やる気
流石にペースアップがきつかったので後ろにつきドラフティングで過ごす
向かい風も強くなってきたので助かる
そのままペース崩さず最後まで
こんな感じで21回目を登るとは思っていなかった
気持ちよい感じでゴール
13分50秒位で
途中からのペースアップを考えると悪くないかな
こちらが4年前の記録
こちらが今回
距離がGPSの速度の関係で少ないが(移動時間も)
パワー的には同じくらい
4年前よりパワーアップしているのでこの位の強度はへっちゃらになった感じか
また、トータル時間も1回多く登っているのに大きく変わらず
これは下りやすくなった影響
いやー、こんなにスッキリと走り切れるとは思ってなかった
なんならもう2,3回登れそうな感じ
帰宅途中も、眠くて死にそうになるかと怖かったが
そんな事もなく、するりと帰宅で今に至る
体重を測ると出発前とあまり変わらず
補給も上手くできていたようだ
全てが上手くいったライドだったな・・・
4年分の成長を少し感じつつ
新しくなった路面と一緒に走ってくれる仲間に感謝しかない
最初は”乗ってるだけのライドになってしまうなぁ”なんて思ったりもしたが
こういうお遊び的なチャレンジライドも得られるものは大きいと感じた
また今度は過去のチャレンジじゃなく
今のチャレンジを計画しようかな
その時はまた付き合ってください
どうもありがとうございました
トラブルなく終わったと思ったら
なぜかW氏の車がパンク・・・
まだお店が開いている時間で助かった・・・