ヒズミドコロ

女児アニメを愛する室内型サイクリストの日常

株式会社ヴィプロスのBlue-no(ブルーノ)を使ってみた

 

自転車チェーン潤滑剤

 

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ヴィプロス Blue-no

DNSした、そでがうらサマーサイクルロードフェスタ

株式会社ヴィプロス(以下ヴィプロス)ブースにて担当者の熱心な説明にすっかり魅了され

面白そうな自転車用チェーンオイルを購入

 

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ヴィプロスHPより

ヴィプロスとは?

 

HPには

”エアコンイノベーター・クリーンイノベーターから錆止めやコーティング剤のヴィプロス”

とありクリーンケミカルの開発販売をおこなっている会社だ

 

自動車・バイク・自転車と様々な乗り物のケミカルを取り扱っていて

その中で今回は同社最高傑作の1つ、Blue-noを購入

果たしてその実力は

 

www.vipros.jp

 

Blue-noの特徴

 

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Blue-noはヴィプロス製品の中で高耐久、防汚性を謳う製品だ

www.vipros.jp

 

リンク先にあるように、耐久性があり汚れないヴィブロスの最高傑作オイルである

 

実際にブースで金属トレーに他オイルを垂らし比較するデモンストレーションを見せてもらったが

Blue-noは定着性が高く30秒程でトレーに密着しそのまま垂れる事が無かった

そして振り回しても広がることが無く元の定着した姿を保っていた

 

ローラートレーニング直前にチェーンオイルを施工し

気持ちよくトレーニングを終えて振り返ると飛散したチェーンオイルで悲惨な現場が広がっている・・・

なんて事が良くあった自分にはありがたいオイル

 

これなら施工した直後にローラーをぶんぶん回しても飛び散ることがなく

 

耐久性についても450km程を想定しており

ローラーを毎日1時間ちょっと回しても1週間は問題無さそう

 

逆に今までチェーンオイルに無頓着すぎた・・・っと反省するばかりのデモンストレーションであった(自分が使っているのは150km位しかもたない)

 

室内型サイクリストのアドバンテージ

 

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自分が言うのもなんだが、室内型サイクリストはチェーンオイルに拘るべきだと思う

一般的なロードバイクに”メジャーメーカー製の校正されたパワーメーター”とトレーナー

室内の空調関係に違いはあれど、股の下で動かしている機材に大きな差異は無いと言っていい

 

Zwiftなどのレースイベントでゲーム内機材で差はあれど、この股の下の機材に差は無いのだ

その中で、大きなアドバンテージとなり得るのが”チェーンオイル”ではないだろうか?

 

駆動し、摩擦が生じる部品が

ほんの数分の施工時間で

人より滑らかに動けば、60分のレースでどれだけ足を残せるか

 

そんなアドバンテージロマンをこのBlue-noには期待せざるを得ない

 

また、室内とは言え埃や汗による汚れはチェーンを攻撃し続けている

室内だから室外に比べ長持ちするか?

1ヶ月みっちり走りこんだ室内チェーンを見ると疑問に思う

 

実際に施工してみた

 

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丁寧に施工しよう

Blue-noの施工は一般的なチェーンオイルと同じである

ポイントは1コマ1コマしっかりと浸透させてあげることらしい

 

シャー!っとクランクを逆回しながら高速で回るチェーンにオイルをだばだば垂らす”栗村式”(栗村修氏の動画で得た知識)はあくまで急場のメンテであり

1コマ1コマが基本であった

 

Blue-noのオイルは名前の通り”ブルー”で青好きな自分はそれだけで満足感が高い

多くのチェーンオイルと違い、透明ボトルなので中身が見れて残量の確認もしやすい

 

垂らしたオイルはすぐさまチェーンのコマの中へ吸込まれ

流れ出てくる事が無い

また変にテカテカしないので、本当に施工したのか?途中で判らなくなるので

しっかりと基準点を設けて施工して欲しい(ミッシングリンクを基点など)

 

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うれしい携帯ボトル付き

携帯用のボトルも付属されていてサドルバックに潜ませておけば

長距離を走るブルベでも油膜切れの心配は無いが、携帯ボトルは機密性が低く

長期間の保存には向いていないので注意が必要だ

 

実際に施工したがオイルは減っている様子は無く

月に3回施工しても1年以上は余裕で持ちそう

 

乗ってみた

 

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施工終了後、丁度ZwiftでZWC Raceだったのでそのままスタート

まず漕ぎ出しから軽い

施工前に元塗ってあったチェーンオイルをウエスで拭う位の洗浄しかしてないのだが

 

Blue-noはしっかりと浸透している様に思える

それと物凄く静かだ・・・KICKR COREは静かなトレーナーだが

チェーンの音が少し気になっていた

それが半減したかのような静かさ・・・

 

静かで滑らか・・・自然と足にかかる負荷もシルキーに思えてくる

負荷装置がきちんと働いてないんじゃないか?という不安さえ覚えた程

 

この日は足の調子も良かったのもあるが

登りに入り登り返しや負荷の変化時の変速も滑らかで

回しやすく無駄な疲労をせずに済んだ

 

流石に高トルクになると恩恵は感じないが

平地から10%以内の登坂では今までと違う滑らかさを感じ続けることが出来るだろう

 

また滑らかな回し心地はトレーナーによる違いもあるが、まるでペダリングが上手くなったかのようにも思え気分が良かった

 

400km以上乗ってみた

 

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施工してから耐久性、防汚性を確認するため

Zwift距離で400km程、時間にして12時間50分程乗ってみた

 

結果はご覧の通りである

 

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まだまだ湿り気が確認できる

チェーンはまだまだ湿っており

だからと言って飛び散ることなく性能を保ち続けていた

 

チェーンとスプロケットがすれる音も施工当初より少し大きくなったかな?

っと感じるレベル

回し心地も少しゴリっとしてきた所

 

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まだまだ潤いがある

黒ずんではいるものの、カサカサした感じではないのが不思議だ

今までのオイルと比べると格段に汚れ具合が少ない

 

オイルの飛散は最初から無く

黒いトレーニングマットに汗以外のシミなどは確認できなかった

 

 

室内型サイクリストの決定版

 

日々自室でモガキ苦しむことに喜びを感じている室内型サイクリスト

ゲームとは言えレース中にアイテム以外での機材アドバンテージを考えたことは無いだろうか?

 

お尻に合ったサドルだったりレーパンのパットだったり・・・もしかしたら補給食かもしれない

 

しかし、サイクリストの脚力をロス無く伝える部品に勝るアドバンテージ機材は無いだろう

ローラー用の機材に高い軽量クランクやスプロケットは無用の長物

真に価値のある部品は縁の下の力持ち

どんな構成の自転車でも簡単施工で確実な効果が出る”チェーンオイル”である

 

今日あなたを苦しめた画面の向こうのサイクリストは

もしかしたらヴィプロスのBlue-noを使っているのかもしれない

 

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