ヒズミドコロ

女児アニメを愛する室内型サイクリストの日常

FOUCS IZALCO MAX DISCを手に入れた話Zwei

 

 

 

FOUCS IZALCO MAX DISC続き

 

 

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 FOCUS IZALCO MAX DISC

ファーストコントクトはなんとも残念だった

 

 

「自虐的な事を言う自分だからそんな事を言ってるのだ」

なんて思われそうだが

 

冗談抜きにして

 そうなのだから仕方がない

 

軽量バイクを夢見ているなら

アルミエントリーロードや軽量クロスバイクレベルだから夢を見るな

と言いたい(2020年段階

 

しかし、各メーカーがリムブレーキモデルをなくし

ディスクモデルをラインナップし始めたのは

軽さだけがロードバイクの絶対的な価値ではない、何かがあるからだと思いたい

 

そんな一方的な思いを抱きつつ走行フィールを確認すべく

走りなれた筑波山シェイクダウン

 

細かい話は無しにして

思った事を率直に

各シチュエーションに分けて

 

 

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■平坦

特に無く普通

進むとかは感じない

が、重心の低さは感じて

路面に張り付いてる様な安定感はある

 

軽量バイクに乗ったときに感じるような

股の下で踏み込むたびにバイクが前に飛び出て行く感覚は勿論無い

普段乗っているクロモリバイクと同じ感じだ

 

多数見かけるレビューにある様な

 

”誰かと走っていて、下りや平坦で自分のバイクがスッと出るのを感じる”

ってフレーズがあるが

それはバイクが重いからなのでは??と思った

 

エアロ面では

FOUCSのアナウスでは同一アッセンブルで200wで50kmの距離を走行した際

90秒も差が出ると言われているが

気が付かない間にこの恩恵は受けているのだろうか

それに気が付くことは難しい

 

メーカーがそう公表してるからそうなのだろう・・・的に思っておくしか出来ない

 

 

 

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■登坂

2〜5%まで

重量の変わらないクロモリロードよりスムーズに登るのを感じる

この辺はBB周りの剛性とホイールの剛性が上手くマッチしてるのかな

股下のスカスカ感が無いのでバランスは良い

失速感が薄く、この位の斜度までは不満は無い

むしろ感触的には好きだ

 

5〜10%位

一気に車体重量を感じる

斜度変化をしっかりと感じ取れて

クロモリ+レーゼロの方がよっぽど軽やか

もっさりしている

ダンシングではホイール剛性がもろに感じ取れて

フロントフォークはカッチリしてその先でモッサリしてる感じを受ける

この感じだと長くダンシングを多用する自分には合わないかもしれない

 

リムブレーキのレーシングゼロはこの辺が絶品だった

 でもcosmic carbonのエグザリッドモデルよりは良いかなと思える


 

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■下り

DISCブレーキの最大の恩恵を感じる場面

当て効きから制動の立ち上がりまで

リムブレーキと遜色無い感触で

レバーの引きも軽く、思い描いた制動の立ち上がりでコントロールはしやすい

Vブレーキのような強力な性動力の立ち上がりは無いので安心してレバーを握ることが出来る

 

リムから乗り換えてもすぐに乗れるだろう

下りで凸凹してる道だが、重心の低さかが影響してるのか

バイクは地面に張り付くような感じで跳ねすぎることも無く

安心して下ることが出来るな、と感じた

 

 

 

 

 

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■コーナーリング

フォークの剛性が良くスルーアクスルの恩恵を感じる

ホイールは多少しなっているが鋭く曲がる

 

振り返しが物凄く軽くてびっくりした

おそらく、フォークとヘッドの剛性に加え車体重心の低さからだと思う

 

チューブレスなのでグリップ高め

乗り心地良し

クロモリより良い

TNIのカーボンサドルもパッド量多めなのでその辺の効果も大きいかもしれない

空気圧はメーカーアプリ推薦のF5.2 R5.4だったが、ここから自分好みの空気圧を探っていった方が良いらしい

 

 

以上の様な感想

 

登坂多目で一回しか乗ってないが

普段のクロモリやレースで使っているオルトレと比べて

このIZALCO MAX DISCが普段からレースまで使えるかと言うと

レースについては自分の出るレースではシーンを選ぶかもしれない

 

選ぶとしたら

ハルヒル、赤城の時かなと言う印象

ハルヒル後半の激坂区間をIZALCO MAX DISCは不安が大きい

10%以上の坂を連続して登ってないので分からないが、重すぎる

 

平均7%を超えるコースなら選ばない方が無難である

もっと言うとヒルクライムで上位を狙うとなると

長い間君臨し続け、ノウハウも熟成しつくした軽量リムブレーキモデルに対して

機材でアド損しているのは間違いない

 

富士ヒルでは使えそうとレビューした方がいたが

確かに使えそう

だが、手元に軽量バイクを持っているなら

あえてDISCロードを選ぶ必要は無いだろう

 

重量面を上回る走行性能を感じたかったが

登り多目のライドでは重さについての性能しか確認できなかった

 

これがレース仕様として

ツールボトル外して

スプロケットを軽量な物にして

 

7.9㎏に届く位

 

予算をもっとかけて

確かに7.4のカタログスペックまではいくだろう

 

性能がちょっぴり高くて7kg台なら納得だね!

っと手を出したが

8㎏に迫る重量に戸惑う

 

この前のつくば ではチタン、クロモリの面子と走って

自分のカーボンバイクが1番重いと言うのは笑った

 

重さじゃない!

っと言いたいが

 

重さだろ!

 

の界隈で走っているので

やはりDISCロードは(今は)無いなってのを共有できて良かったと思う

 

ただ、この日の不動峠のタイムはY氏に引いてもらったとは言え、これまでを大きく超えるベストタイムであった

パワー的にはこれまでと変わらないので

感じ取れない所の進みの良さ、短いながらもエアロ効果が表れていたのかもしれない

 


不動峠2020年初の12分切り

 

 

重量面では不安を覚えるIZALCO MAX DISCだが、臆する事無く使っていくつもり

そもそも自転車の性能を語る時

重量でしか判断できないのも悲しいものだ 

しかし、数字で見て、実際に持ってみて、走ってみて

一番ダイレクトに納得できるのが重量であるのは仕方がない

 

車でいう馬力ばかりが注目されて

実際の乗り味やパワー感に直結するトルクが注目されないのと一緒か(極端かな?

 

色々ネガな事ばかり書いてしまった感があるが

食わず嫌いにならず、乗ってみてもらいたくも思う

 

自己記録の実現や勝利の為という話は無しにして

機材的魅力はディスクロードの分野では十分にあり

油圧&電動のフル内装、でシルエットも美しく

リム時代では見られなかった細かな造形の変更点が

リムロードと並べたとき、全く違う思想で作られた物と見て取れてうっとりする

 

”黙っていれば美人”

 

そんな例えが思い浮かんだが、これもネガかな?

 

この先乗り込んだら違った一面に気がつくかも

その時はまた書きつづります

 

 

 

 ダイエット

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KISS at Base Training Ride (C)

本日はKISS at BASEへ久しぶりに

スタートが少し遅れてダッシュしていきなり疲労したが

腰回りの疲労感が抜けないので、ペダリング大事にして集団に付いていく

 

Fence機能が無いようでペースが上がったり下がったりして忙しないが

落ち着いて後方に付く

そのままIZALCOの軽量化計画を妄想しているうちに1時間半が経っていた

 

あまりお金をかけるつもりは無いが、カスタムを考えてるときは幸せだよね

 

今日は夜ご飯少な目にて就寝